
株式会社クオリティ・オブ・ライフ(本社:東京都港区)は、2026年3月7日(土)、ミドル・ミドルシニア世代を対象とした勉強会「デモクラシーフィットネス 実践・対話力トレーニング」を開催しました。
当日は12名が参加し、デンマーク発の対話トレーニング「デモクラシー・フィットネス」を体験。AI時代において、これからますます重要になる「対話力」について、講義と実践ワークを通じて学びました。
株式会社クオリティ・オブ・ライフでは、生涯プロフェッショナル事業を通じて、ミドル・シニア人材のキャリア支援を行っています。
生成AIの普及や働き方の変化により、専門知識や経験だけではなく、多様な価値観を持つ人と協働し、信頼関係を築く「対話力」がますます重要になっています。
そこで今回、生涯プロフェッショナル登録者を中心としたミドル・ミドルシニア世代を対象に、デンマーク発の対話プログラム「デモクラシー・フィットネス」を体験する勉強会を開催しました。
今回の体験を通じて改めて感じたのは、組織の成果を左右するのは「話す力」だけではなく、「相手を理解しようとする対話の姿勢」であるということです。
AIが発達する今だからこそ、人と人との対話の質が企業の競争力を左右する時代になりつつあります。
デモクラシー・フィットネス(Democracy Fitness)は、デンマークで開発された対話型トレーニングプログラムです。
民主主義を支えるために必要な力を「筋肉」に見立て、「深く聴く」「反対意見を伝える」「妥協点を探す」などの力を、短時間の対話ワークを繰り返しながら鍛えていきます。教育機関だけでなく、企業や行政などでも活用されており、対話を通じた組織づくりや市民参加を支える手法として世界各地へ広がっています。
デモクラシー・フィットネスの特徴は、対話を「センス」や「才能」ではなく、「誰もが鍛えられるスキル」と捉えている点です。
今回のワークでは、「AIと同じ仕事をする中で、人間はどのような価値を発揮できるのか」という問いが投げかけられました。参加者から挙がったのは、情報を正しく理解する力 自ら考え判断する力 他者と信頼関係を築く力 という意見でした。これらはいずれもAIだけでは代替できず、対話を通じて育まれる能力です。

今回最も印象的だったワークは、90秒間、相手の話をただ聴くというシンプルなトレーニングでした。実際に取り組んでみると、
など、「聴いているつもり」であったことに気づかされました。こうした小さな認識のズレは、
など、企業活動のあらゆる場面で起こっています。
もう一つ印象的だったのは、「反対意見」を歓迎する対話の考え方です。デモクラシー・フィットネスでは、
というルールで対話を行います。
対立を避けるのではなく、多様な意見を安心して交わせる環境をつくることが、納得感のある意思決定や心理的安全性の向上につながります。

株式会社クオリティ・オブ・ライフでは、採用支援や組織づくりを支援する中で、「対話の質」が企業の成長に直結していることを日々実感しています。
採用面接で候補者の本音を引き出すこと。
入社後の1on1で信頼関係を築くこと。
経営者と現場が率直に意見を交わすこと。
こうした日常の対話の積み重ねが、採用成功や社員の定着、組織の成長につながります。
株式会社クオリティ・オブ・ライフでは、今回の学びを自社だけでなく、採用支援・人材育成・組織開発などの支援にも活かしてまいります。
また、国内外の先進的な取り組みを積極的に学び、企業が「人が活躍できる組織」を実現するための知見を発信し続けます。

当社は「個人のQOL向上」「組織の進化支援」「社会課題の解決」を掲げる産学官民の中間支援機関です。経済産業省事業60件超の受託実績を有し、6,000名超のプロ人材データベース「Engun」や、地域金融機関・大学・自治体との強固なネットワークを活用して中小企業の新事業展開を支援しています。